2011年5月28日土曜日

今日は麻布台キャンティでイタリアン(5月28日) 歴史あるキャンティを久しぶりに訪れた

麻布台のキャンティに久しぶりにきました。


洋菓子のほう 外苑通りから

いつ来てもこの店は変わりません



歴史があるCANTI 。
1960年に開店し、三島由紀夫、黛敏郎、黒澤明、加賀まりこ、安井かずみ、萩原健一などの文化人、芸能人が集まったレストラン「キャンティ」。オーナー川添浩史・梶子夫妻の生涯はキャンティ物語として本にもなった。

これが今日のメニュー 。私達はVERDEを食した。ご予算は一人 6300円

変わらない。。その一言が常連からでるキャンティ。多くの著名人が通い、ここでイタリアンを食した。

御花で綺麗に飾られてました

今日のランチ。VERDEの前菜。カルパッチョイチジクと生ハム、パスタなど

これが名物のバジリコパスタ

仔牛のカツレツ。ここのカツレツは有名。バジリコパスタも

サラダ


デザート。ここはケーキも美味しい


暫くイタリアに行っていないですが、またいきたいな。。

また暫くきたら、くるでしょう


キャンティ飯倉本店
イタリアン
電話番号 03 3583 7546
住所 東京都港区麻布台3-1-7


キャンティ物語

華族出身の川添浩史は、若い頃から文化・芸術に強い興味があり、第二次世界大戦直前のパリに長期滞在していた。学校に通っていたわけでもなく、大半は遊んでいたが、その間に当時まだ売り出し中のヨーロッパの芸術家や日本人留学生と知り合い、その後の仕事に生きてくることになる。とくに親しかったのが、当時まだ無名だったカメラマンのロバート・キャパだ。
戦後になってからは、日本の文化を海外に紹介する、プロモーターや広告代理店的な仕事をした。彼の適性も、ヨーロッパ生活などを通して手にした経験と人脈もそういう仕事にはぴったりだったようだが、仕事は採算度外視のものも多く、最終的には川添家の財産を食いつぶしてしまった。
そのかたわらでイタリア帰りの妻・梶子と経営していたのがイタリアンレストラン「キャンティ」だ。当時、ごく一部の人しか実際に見ることができなかった、ヨーロッパ文化を知る人が集まる店として流行の発信地になった。客は川添夫妻の友人が多く、自由に席を立って交流したりサロン的な雰囲気があった。
海外と接点のある日本人が希少な時代に、川添浩史・梶子夫妻には海外の文化人との人脈があり、ヨーロッパ文化の教養があり、周りの人々に慕われる人間性もあった。上流家庭に生まれて、したいことを思いきりやって国際的な人脈を広げ、それをビジネス(といってもトータルでは儲からない)に生かすという、生まれとお金がないとちょっと真似できない世界を覗ける本。敗戦後から60年代くらいまで、日本が欧米文化を競って取り入れた時代の雰囲気もわかる。
巻末の解説を書いているのは、本書の版元である幻冬舎社長の見城徹。「僕にとってもキャンティは真夜中の学校だった。」と述べている。 そんな歴史があるキャンティ。多くの文化人を惹き付け続けます。

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