2017年6月15日木曜日

読書)今日読んだ本 新しい基本戦略 プラットフォームの教科書

早稲田大学の根来 龍之さんが書かれた本
最近はプラットフォームばやり、IoTの時代になり、プラットフォーム議論は増えている

WINDOWSもプラットフォーム
パソコンが圧倒的に強いハードウェアだったときはWINDOWSプラットフォームは強かった。ハードウェアを複数持つことがさほどなかったからだ

しかしながら、現在はハードウェアが多様化して、スマートフォンが台頭したため、WINDOWSのプラットフォームとしての強さは薄れている

過去、ブラウザはネットスケープが力をもっていたがWINDOWSとバンドルしたIEが力を伸ばし、駆逐された。しかしながら、クラウドの時代、GMAILと連携したかたちで現在はCHROMEが勢いがある。GOOGLEはクラウド時代のプラットフォーマーだ

さらにAMAZONはクラウド時代のデータセンタープラットフォームで圧倒的に強さを持っている。

食べろぐ、楽天もプラットフォームだ。食べろぐはもともと、ぐるなびに圧倒的にリードされていたが、優良なレビュアーを抱えることに力を注いだ。そのため、プラットフォームとしての魅力を増した。さらに、レストラン予約機能の強化など、顧客にとっての利便性を極めた。良質なレビューアを増やしたことで、たべろぐ、で3.8以上のお店は予約してもほとんど間違いがない。確かな評価、を維持するため、お店の口コミ禁止、200文字以上のレビューだけしか書き込みさせない、など書き込みの品質維持につとめた。その口コミの品質を維持する努力には、いつもながら、頭がさがる。

ゲームにおいてはソニーはプレイステーションにおいて、仲間作りをつとめた。任天堂よりもより自由にしたことで、多くのネットワークをきづいた

プリンタ、複写機もプラットフォームになりえたが、日本メーカーのプリンタ戦略は消耗品は純正品で囲い込むことだ。今後、インクジェットがより一般化すると、日本メーカーは消耗品をオープンにすることなど、プラットフォーム戦略を迫られるかもしれない



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