マーケティングも自己実現の世界へ

コトラーがマーケティング４．０を発表してから、マーケティングを進化させていこうという活動はいろいろな企業で見られるようになっている。

特に最近見られるのは共創、もしくは協創、といわれる活動が活発になった。デザイン思考を取り入れる企業が増えているのもこの流れだ

こうしたなかで、顧客のどのような状態を目指すのかという議論のなかに、自己実現の状態をどう創り出すかが議論されている。

自己実現、これはマズローの人間の欲求のなかで最上位に属するものだ
生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現の欲求だ
つまり人間の欲求の最上位にある
マーケティング活動を通じて、顧客が実現したい姿を理解し、そこにむかって顧客とともに価値を創出する
マーケティングにはこのような活動が求められている

そして、デジタルはこれらを可能にするひとつのツールとして活用されるべきだ
なぜならばデジタルは物理的な顧客との距離を縮めるからだ。顧客と同じ時間を共有し、同じ目標にむかって価値を創造することができる、デジタルにはそのようなパワーがあるのだ

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