2011年1月29日土曜日

映画 ソシアルネットワークをみた。面白かった

ソシアルネットワーク
マークザッカーバーグがSNSを起こしてからの話
共同創業者であるエドワルドとのこじれ、
SNSの当初は彼がドイツ系女性にふられてから、腹いせにつくった誹謗中傷サイトであった。そこから女性全員に嫌われた。しかしながら天才的プログラマーであった彼を富豪兄弟が事業に誘う。
ハーバードコネクションというハーバード大学の学生でないと入れないサイト、かつ女性にはハーバード大学の学生と出会える場。事業に参画するも、中々サイトは旨く立ち上がらない。
ザッカーバーグは裏でサイトを立ち上げる。それがTHE FACE BOOKである。
FACEBOOKは瞬く間に会員数を増やしていく。友たちがその友達にリンクメールを送り、次々に会員が増大していく。あるとき、それがばれ、怒りを買う。
 サイトのコンセプトはあくまでもクールであることと考えるザッカーバーグと事業としての拡大を狙っていたエドワルドは路線が合わず、衝突を繰り返す。そうした中、現れるのがショーンパーカーである。彼はナップスターを19歳で立ち上げるも音楽業界から訴訟を起こされ、破産宣告をする。ある日、FACE BOOKを見つけ、マークに出会うことになる。マークとショーンはサイトのコンセプトをクールにすること 10億ドルの時価を目指すことで意気投合をしていく。サイトはハーバード大学のみからイエール、コロンビア、スタンフォードとネットワークを広げる。広告はやらない方針を貫く。パーティを11時で終わらせたらダメ。これがショーンパーカーのメッセージ。THE FACE BOOKはFACE BOOKとシンプルに名前変更する。これもショーンのアイデア。サイトは海外にも広まる。OXFORD,ケンブリッジと広がっていく。
ある日、富豪兄弟はレガッタの選手として英国で試合していた際、FACEBOOKが英国にも広まっていることを知り、激怒する。ハーバード大学の学長にもかけ合うも、サイトは止められない。
最後のシーンは100万人を突破したパーティ。西海岸での新しい本社にて、パーティは開かれる。
そこに呼ばれたエドワルドはパーティに参加するつもりで来社するも、株式増資に伴う持株の希薄化(0.02%へ 35%から下がる)とCFO解雇を通知される。
100万人が突破し、その後のパーティでショーンパーカーは未成年とコカインパーティをしていたところを現行犯で捕まってしまう。恐らく誰かの密告である
 映画は回顧していく形で、エドワルドとマークが弁護士を前に過去の経緯を話していく形で解雇録のような形で進む。非常に面白い。
 FACE BOOKが意外な始まり方をしていたこと、加えて、マーク自身のアイデアというより、訴訟相手である富豪の兄弟からアイデアが与えられたものであること、事業を大きくしていく過程で友人関係が拗れ、訴訟が起きていく様も非常にリアルに語られている。

マイクロソフトが今や大企業化し、恐竜化している。その後GOOGLEに時価1位の座を奪われ、今やFACE BOOKの時代となった。SNSは今や5億人の会員を持ち、250億ドルの時価を持っている。マークは最も若い億マン長者となった。
表舞台は綺麗なサクセスストーリーであるが、うらには様々なドロドロとした話がある。これがフェースブックにとっていいインパクトがあるのか悪いインパクトがあるのか。。
 訴訟をおこされたマークと対立関係にあった人々は全て和解している。エドワルドの解雇に至らせる為の鶏記事(動物虐待事件)もマークが記事にさせた、ショーンの現行犯もマークが警察に通告したかもしれないなど、憶測は出るも非常によくできている映画である。
秘密保持契約が結ばれているそれぞれの登場人物以外、ここまでの詳細をいったいだれが話して本映画ができたのか、制作の経緯が気になる映画だった。

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