2013年8月28日水曜日

メディア産業のこれからの変化

メディアは現在大きく変化している。
大きなきっかけはやはり携帯からスマートフォンの普及だが、スマートフォンによって、表現力が豊かな端末をいつでも、参照できるようになった
これにより、人々の購買行動も大きく変化している

流通はショールーミング化してしまい、お店にいくも買い物をしないで、その場でスマートフォンでネット購買するということが増えているから価格ダウンプレッシャーがかかる

購買行動はよりネット側にいくも、流通とネットとの連携、オムニチャネル化は進むだろう

O2Oと言われているオンラインからオフライン、またオフラインからオンラインへといった流れも加速する。

つまり相互行ったり来たりさせられる仕組みは必要だ

本はネットが増えるも、ネットは目的買いだ。こんな本がほしいと検索連動になる

本屋は目的がある本を探しにくるのではなく何かいい本がないかと見に来る

チャネルによって求めているものが違う。だから本屋はなくならない

本屋にきて、いいと思った本があり、立ち読みしてからその場で、電子書籍で買うということもあるかもしれない。私にとってそれは便利だ


お店でショールーミングして、ネットで安く購買してもらうもあるかもしれない
今はヤマダで見て、結局価格コムに流れる

ただ、大事なのはリアルが存在している意義を再度問うことかと思う
リアルチャネルには確かなる存在意義がある。お店は説明能力が違う
ネットではほしいものが決まっている人が買い物をする場所である。リアルは欲しい気にさせないといけない。試して使ってみて、思ってもいなかったニーズを創造できなければある意味がない

そういった意味でリアルは自らを再定義しなければならない

またメディアでのリアルは紙だが、紙は紙である意義を問わなければならない
携帯DMは今や、意味をなくした。何故なら現在は携帯でのやり取りではなくLINEが登場したので携帯メールの利用度が減っている。ましてや知らないひとからのメール 広告などみない
友達とのやり取りはLINEになり、SNSになっている。

広告をリーチすることは難しくなっている。おそらくSNSで特定の嗜好、属性がある人に広告を出すくらいだ。

ただ、個人の購買情報は巷にあふれている。交通系カードでは多くの情報が捉えているし、電子マネーの登場によって、個人の行動は履歴がとられている。ソニーがこの領域に参入を決定したがこれこそ大きな事業チャンスである。

こうした履歴を分析することにより、紙は魅力を増す。個人の行動履歴、購買履歴に応じたONE 2 ONEのDMなどがその候補である。

紙メディアは決してなくならない。ただネットでできないことは何か、、とメディアとしての連携と紙で出てくることのストーリーを作らないといけない

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