2021年12月19日日曜日

読書)O2O 新消費革命

 ネットで客を店舗に引き寄せる。ローソンはなぜ、唐揚げくん半額券を配ったのか。17時間で配布を完了している。2600万人のアクティブ利用者をもつ国内ネットワークサービス巨人、Yahooと4000万人のTポイントの会員権を持つカルチャコンビニエンスクラブとポイント統合を行い、ネットとリアルでの強力タッグを実現している。

ローソンは、22ものSNSを使いこなし、O2Oを展開。良品計画も、無印良品において、顧客との絆作りをおこなっている。ユナイテッドアローズもO2Oを積極的に展開することで、ブランドロイヤルティを高めている。セブンアンドアイホールディングスも、ネットとリアルの店舗融合をしている。

こうした中、魅力的な集客の仕組みを構築することで、集客の仕組みを作り出しているのがネット企業の数々。Facebook,それからコロブラは地域活性化のO2Oを推進、マピオンは企業タイアップでO2Oで新市場を開拓している。

通信キャリアもこれを商機と捉え、O2Oビジネス拡大を仕掛けている。ソフトバンクも同様だ。


コロナで消費者の行動は大きく変わった。リアルでの購買は少なくなり、よりネットでの購買は増えるだろう。こうした中、リアルは新たなる存在価値、リアルでしかできないことを再発見することが大事だ。店舗に来てもらう理由をしっかりと構築し、来店誘導する、消費者への情報提供はネットで十分にできる。そこから顧客をお店に引き寄せることはネットで実施することが望ましいだろう。

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