2018年10月22日月曜日

読書)日経ビジネス 働き方改革 やる社員 やらはらい社員


面白かったです
今回は働き方改革の特集

イオンとセブンを追う第三局になるファミリーマート
ユニーをドンキホーテに売却し、逆にドンキホーテに出資する
ドンキホーテの動きがこれから面白い
イオン系もスーパーの再編を進めている

伊藤忠はデサント株を買い増し
株を買いまして対決姿勢になっている

ファーウェイが日本の関西に研究所をつくるらしい
確かに関西には優れた技術者が多い
日本の家電メーカーからまた人が流れる可能性がある

人手不足が外食系会社の決算に大きな影響を与えている

ユニクロ、倉庫でもアマゾンと激突
ファーストリテイリングが大きく物流投資している
Eコマースを大きく意識した動きだ。このあたりだとZOZO TOWNが先行するがユニクロのEコマースへの投資は半端ではない


 武田とシャイアーの買収も正念場を迎えている
大手金融は日本にいる準富裕層以上にシフトしている。このレイヤー増えている。
代表的には、地方にいる企業オーナーなどだが、このレイヤーが増えていることは金融機関には大きなチャンスだろう

そして働き方改革について
悪いのはミドルか現場かベテランか、それぞれにストップ要因がある


 ベテラン社員 つまり団塊の世代は仕事中心、苦労は美徳、成功体験への固執、それから強すぎる競争意識、という価値観であり、これが働き方改革とあわないのだ
47年から51年生まれだ

そしてPOST段階の世代は事なかれ主義、放任主義、理想論ばかり、人はひと自分は自分というタイプ。関心は自分の老後だ
こうしたひとたちは52年から60年くらいまでに生まれたひとたち

 そしてバブル世代、61年生まれから70年くらいまで
軽薄体質、自己評価が大、何事も損得勘定、超享楽主義
といったところ

そして、71年から86年生まれは悲観主義、人付き合いが下手、リスク回避
、強いあきらめ感覚がある

最後はゆとり世代 87年生まれから94年生まれくらいまで
薄い危機感、努力が苦手、何事もほどほど、プライベートを優先する


味の素の西井社長の特集も相変わらず面白かった
情報開示を積極的にした そのことにより消費者の誤解を減らしている
消費者に使ってみたいと思わせるストーリーを構築することが大事だ
マスブランドを必ず売上の基盤にすることが大事である。そして特徴的製品でスモールマスを狙っていくことが大事だ
マスブランドはこれまで以上においしさの競争激化に備えている

グルサミン酸ナトリウムが体に悪いという誤解が欧州中心にながれ、それを根気よく誤解を解いていったあたりは大変面白かった


 東京電力の会長 川村さんの記事も大変面白かった
エネルギーってやっぱり100年仕事だ。国が指針をしっかり出していかなければいけないものだ。そういった仕事の大変さを感じる。確かに欧州も100年ごしのエネルギー政策をたてている感じがする。小早川社長という53歳の若い社長のもと、骨太な改革を進められていると思う


またEUについては英仏の複雑な関係について触れている
イギリスとフランスはともに必要としているがともに憎悪もあり、複雑な関係だ
この二つの国がBREXITにおいては大きな鍵を握るだろう


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