2019年9月15日日曜日

日記)ミスミグループ本社 シニアチェアマン 三枝氏の寄稿を読んで

歴史的な事業革新のメガトレンド、という寄稿を読んだ
非常に良い寄稿であった
日本は戦後、歴史的な発展を遂げた。目覚ましいGDPの成長を実現したのだ
BCGのブルースヘンダーソンは日本企業の経営の優れた点に一早く気づいた。
その強みは三種の神器といわれ、終身雇用、年功序列、企業内労働組合といわれた。
しかし、さらに解析されたのは、トヨタのJITにみられる改善だ。このものづくりの強みは在庫を減らすことのみならず、その時間戦略にある。つまり、生産、開発、営業を含み、創る、作る、売るを早回しで行うことの戦略的に優れたところを理論としてまとめあげた。それはビジネスプロセスリエンジニアリングとして、マイケルハマー教授(MIT教授)に発表された。

日本の強さはこうした時間戦略、改善、などの手法をつくりあげたこと。しかしながら、その弱みはそれらを明確に戦略として、自覚できなかったこと。
それらを明確に理論家したのは日本企業ではなく、皮肉にも米国企業だった。

米国企業の復活はその多くは日本企業から学んだことが多い、70年代、80年代と日本企業は大きく成長したが、93年、リエンジニアリング革命が発表され、米国企業はその手法を学びあげた。そしてさらに磨き上げていった。

日本企業には自らの強みをしっかりと分析し、理論として再現可能なものに仕立てていく、さらにそれを進化させていく力が求められている

#日本の経営の強みと弱み
#ブルースヘンダーソン
#BCG

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