2019年9月14日土曜日

日記)MMTについての論争を聞いて

私は財政の専門家ではないが、MMTという理論には関心がある
ステファニーケルトンNY州立大学教授が提唱しているものだが、自国通貨で借金ができて、国内で消化できれば、財政赤字や政府債務の大きさを気にしなくていいというもの。
日本にとっては夢のような理論だ
そうして国債を発行しつづけたら、インフラがおきるのではないかと思うがこの理論では、政府によってインフレのコントロールは可能としている
つまりインフレが発生するのであれば、歳出の削減や増税をすることで抑制できるという
しかしながら国債発行が続けば、価値がおちて、金利をあげないとかってくれなくなる。
しかしながら、MMTでは需給にGAPがあれば中央銀行が買えばいいといっている。

これにも政府が召喚を必ずしてくれるという前提のもとだ

また、MMTではJGPつまり雇用保証プログラムをあげているが、インフレがおきれば、JGPの仕組みは限定的になると思う。
だいたい、スタグフレーションになったら、そんなに機動的な対応ができると思えない

ある意味、日本はその政府の信用力で、MMTを実践しているともいえる。
何せ、国債残高は18年末で897兆円、GDP 556兆円に対して2倍弱もある
。っく際と地方債の残高合計はGDPの倍以上だ

税収と国債発行償還の切り離しをしていないので、MMTではないのだろうが、世界経済は金融緩和に大きく依存している、つまりそうでもしないと、物価も雇用も押し上げられなくなっている、そんな難しい局面にあるのかと思う

#MMT


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