SDGsを戦略に組み込むことが大事だ。そんな戦略を先行して実施してきたネスレという会社はすごい。栄養、健康、ウェルネスを戦略に組み込み、まさしく社会課題解決を実施してきた会社であるネスレ、その会社お20年率いてきた著者の体験が語る。
世界人口が増えるなか、食品はたりなくなる。高齢化、慢性疾患の増加、健康意識は高まる。食品業界に求められるものは大きく変わるのである。そしてこうした課題の解決は食品業界にとって市場で生き残っていくために対処せざる得ない課題となった。生命科学の各分野の研究から健康状態を最適に保つことによって病気も防げる。栄養が医療費の削減もできるのだ
世界最大の食品会社であるネスレを最先端のニュートリゲのミクスに昇華させ、ヘルスケアで社会改題解決をする。そのビジョンは、まさしく、ウェルビーイングを支え実現するため、食品、製薬、化粧品およびパーソナルケア製品を3つの軸とし、構想を得るが、薬品会社を除き、ビジョンが決定された。そして、栄養、健康、ウェルネス企業という長期戦略目標が定まり、食生活と健康管理の提案がはじまり、中長期の戦略がはじまる。
・高齢化や慢性疾患の増加で、食を取り巻く環境はどう変わったか?
・生命科学の新領域がもたらす、新たな解決策とは?
・工業化で劇的に変わった食品は、人類の進歩にどう貢献してきたか?
・増え続ける世界の人口の健康と命をどう守るか?
・遺伝子研究は、食品やわたしたちの食事のあり方をどう変えるか?
・なぜネスレは「栄養・健康・ウェルネス企業」へと転身をはかったのか?
・政府や市場が果たすべき役割とは?
・わたしたちに求められる食習慣の変化とは?
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