2022年4月2日土曜日

読書)聞くだけで分かる日本史

 簡単で分かりやすかった。歴史をこれだけ簡単にわかりやすく教えているということはビジネスにとっても示唆がある。話というのは相手の興味を引くように話す必要がある。飛鳥時代の律令の意味合い。国家を形成していく過程。710年からの奈良時代も律令制度は基本的な国家の枠組みとなる。平安時代をすぎ、平家の時代となる、そして源氏の時代へと時代はうつり、武家の時代となる。国家として成立した律令制度、天皇による統治から武家の時代となる。

保元の乱の後、政権は乱れる。二条天皇親政派と後白河院政派が争う中、後白河上皇の側近として急速に力をつけきた信西を良く思わない勢力が存在、反信西派の藤原信頼がクーデターを企てます。ここに加わったのが、頼朝の父・源義朝。彼らの領地は同じ東国にあり、利害関係が一致したのです。 そして起きたのが、平治元(1160)年の平治の乱でした。保元の乱から4年後のことでした。 京都に不在だった清盛は動揺しますが、やがて態勢を立て直すと信頼や義朝らを迎え撃つ立場に回り、彼らを撃破した。その後、平家は頼朝を殺さなかった。これが結局、平家が滅びる結果となる。とにかく歴史表記が面白い本だ。


♯聞くだけで分かる日本史

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