2019年6月23日日曜日

読書)小倉昌男 経営学

宅急便をつくった経営者の英断、経営における大事な意思決定、
戦略を決定していくための苦渋の決断といったあたりの話は大変面白かった。
宅急便はHUB AND SPOKEであり、この物流網の構築と、当時の松下電器産業、そして三越などの大手向け物流の両立をしていくことは難しかった。
そして宅急便を構築していくために国土交通省など役所との対立も勇気をもって取り組んできた。
新しい市場を切り開いてきた小倉氏がどれらけ、大変な意思決定をしてきたのか、事細かく書いてある。
最後には経営者の条件が記述してある。ここも非常にユニークだ。国にものが申せることもしっかり条件になっている。時代の風を読むことなど、小倉氏が大事にしてきたこと、がまさしく条件として記述してあることが大変印象深かった

#宅急便
#ヤマト運輸
#小倉昌男

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