2011年2月24日木曜日

企業のグローバル化と統括機能

最近はグローバル化の流れで、統括拠点の機能について、議論することが増えました。
統括会社がすでにある会社とは異なり、これから作る企業にとっては、統括会社って何だ? という話になるのですが、大きな事業の成長を目指す企業が多く、この場合、統括会社には事業開発とか、M&Aの機能が必要になります。
 ボリュームゾーンという議論が頻繁になされるので、できればR&D、特に開発よりのリソースが現地のニーズを見極め、現地仕様のモノ作りを企画していくことが必要です。この際、現地での安いモノ作りができる企業と提携したり、買収してしまったりといったことも必要になります。
 医療であれば、医療ベンチャーに投資をしていくということもあります。
グローバル展開をしていくと、海外拠点のマネジメントを日本人の常識観念だけで、行っていくことは難しく、いい人材を残していく為には、グローバルキャリアパスを作り、現地人への権限移譲が必要になってきます。 こんなことを毎日議論しているのですが、どこも持っている課題はびっくりするぐらい、同じです。

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