2011年2月10日木曜日

これからの新聞はどう変わるのか

 米国の大手メディア企業News CorporationがIPADの専用新聞を出しました。THE DAILYで、価格が1週間で0.99ドルなので、試してみたいと思っています。1年で39.99ドルとのこと。
 ルパート・マードックは、最良のテクノロジーと最上のジャーナリズムのブレンドしたメディアと自信満々ですが、実際にこの値段だったら、新聞よりもはるかにいいです。
 私は実際に電子、ガラパゴスで日本経済新聞を読んでいます。
 日本の電子新聞は未だ少し割高で、日本経済新聞が月4000円ですから、ちょっと中途半端な気がします。アメリカの新聞の購読は月10ドルくらいだったと記憶しているので、リアルとネットの価格差が非常に大きいことが分かります。
 日本の電子書籍の普及は私は新聞からではないかと考えています。本は著作権の問題があり、普及の上で色々な障害があります。大体著作権が著者、出版社の間で明確になっていません。だから、書籍については古い書籍の電子化(著作権切れ)だったり、図書館書籍等からしか現実的には難しいかと思います。ただ、そこに読みたいものがあるかといったら、難しくて、今後の書籍が電子書籍対応していくことによって、すこしずつタイトル数が増加するのを待たなければいけませね。
 ただ、新聞は習慣づけるには非常によいメディアで、毎日配信していけば人々の行為が変えられますから、ガラパゴスのように新聞配信をする機能がとても重要かと思います。
 新聞配達所がありますから、あまり急激に価格を下げてしまうと、こうした新聞配達所の経営が成り立たなくなりますから、難しいのかもしれませねが、電子書籍普及には価格の切り下げは重要なポイントになりそうです。
 

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