2019年7月25日木曜日

読書)新幹線のなかで読んだWedge 無駄を取り戻す経営

新幹線のなかで読んだWedgeが結構面白かった。それは無駄を取り戻す経営というもの
野中郁次郎さんの寄港がとくによかった。それは日本の経営が米国のMBAにならったことにより、データ偏重となり、創造の芽がつまれたというもの
MBAはトップダウンの思考が強い、米国の経営には向いている。なぜならばトップが意思決定するからだ。しかしながら、日本の経営では現場がもつ暗黙知が大事で、それを組織の知として、生かしていける土壌がないと、日本の創造性はいきない。それには無駄を公然と認めることも大事だ。公式なる研究テーマではなく個人があんぐらで行っていたテーマというのも、現場の工夫というのも元来の日本の組織がもつ強みだった

ところがオーバーコンプライアンス、オーバープラニング、オーバーアナリシスという三つの過剰が日本の組織、創造性を破壊したとおっしゃっている。

きわめて、納得性の高い主張であり、思わず納得してしまった

#野中郁次郎
#3つの過剰

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