2018年8月19日日曜日

読書)未来を読む ジャレドダイヤモンド

リンダグラットン(LIFESHIFTの著者)やダニエル コーエン、ウィリアムペリー、ジョーン・C・ウィリアムス、ネル アーヴィン ペインター これらの人たちとのインタビューの本。世界の知性がこれからの未来について語る
資源をめぐり文明の壊滅がはじまる。

ユヴァル ノア ハラリ (ヘブライ大学教授)は、近い将来、役立たず階級が大量発生するという。つまりAIにより雇用されない階級が大量発生する
ベーシックインカムの議論には、一体それを誰がいくらときめるのか、、という議論がつきまとう。AIはあきらかにネガティブな側面もある

リンダグラットンは、そんな時代では変化への対応力が勝負だという。私もその通りだと思った。100年いきることを前提に人生をいくつかのステージにわけ、自ら進化するしかない。人生には変身資産、生産性資産、活力資産が必要だ。生産性資産は生産性を高める資産だ。

ニックボストロムはAI万能時代が訪れ、働き方が根本的に変わるという。AIが成熟すると、ひとは人間とは何かという根源的門だいを考える。だから働き方も根源的に変わらなければならない。

そしてダニエルコーエンはテクノロジーは中流階級を豊かにしないという
 まさしく格差の世界なのだ。データを使うものとつかわれるもの、まさしく
世界は二極化していくのかな

そしてウィリアムペリーは、元米国国米長官だが、北朝鮮は核開発をあきらめないだろうという。戦争のリスクすらある。

そしてプリンストン大学の教授であるネル アーヴィン ペインターは アメリカは分極化の波にさらされるという。20世紀において、WASPは確かに優越性を当然であると思っていただろう。しかしながら、現在は白人は自分たちは犠牲者であると考えている。

アメリカは分断の危機をむかえている

このような難しい局面に面して、われわれはどう生きるのか、考えさせられる本だ


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