読書）戦略参謀の仕事

本書には、日本には参謀役がいない、少ないとある。
その参謀役とは、経営トップへの登竜門であると同時に、その存在の有無が企業のパフォーマンスに大きな影響を与えると書いてある。参謀は、トップができない業務を代行し、事実を把握するとともに、トップが判断できる形に可視化する、仮説をだして、ＰＤＣＡをまわす、といった実務を行うということである。
　　ビジネスマンは常に参謀としての腕を磨くことにより、そのビジネスマンとしての感性を磨いていかなければならない。そして、参謀体制は、人望あるリーダーと分析力、コミュニケーション力にたけたスタッフが必要といっている。

企業が成長するために必要となる条件、参謀という機能について、深く考えさせられた