2016年8月18日木曜日

日記)日本の家電は何故勝てなかったのか

半導体業界で、日本は圧倒的優位をもっていたのに、1991年から2005年にかけて、日本の

半導体業界は優位性を失った

これは悲しい現実だ

その後、日本はくろもの家電など、でも優位性を失った

液晶テレビがその代表的製品だ

シャープが堺に大きな工場をつくったのは2009年だ

液晶テレビは日本が大型の設備投資をし、勝負に出たが、いい結果が出なかった

液晶に関しては日本の家電メーカーはやはり、マーケットから遠いところで戦っていた

欧州、米国、など海外現地市場でチャネルに深く入り込んだマーケティング、ブランド構築

が韓国勢に比べると劣勢にたってしまった


電気製品がアナログ製品のころは日本のすり合せにより、性能で差別化できた日本は

デジタル化により、モジュールを組み合わせることで、ほぼ同じような性能が出せるとなると

日本メーカーに差別化は難しくなった


黒もの家電で失敗した日本はしろもの家電でも、やはり現地に密着することで

韓国メーカーに負けている。しかしながら、元々日本は現地に密着して市場をつくりあげてきた

家電だって、アメリカで勝負をいどんたSONYはむしろ逆輸入ブランドといっていいくらい

米国での評価が高かった。 日本メーカーは現地に深くはいりこみ、市場を理解し、製品開発する

マーケティングを再構築しなければならない。性能のよさで成功してから、前モデルの性能アップ

でころがし開発になってきた部分もあるのかもしれない

今一度、消費者は何を望んでいるのか、現地ならではのライフスタイルは何か、を理解し

商品開発をすることが求められている


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