2016年8月21日日曜日

日記)日本にもっと事業家を育てるべし

日本には経営者はいるが事業家はいないとソフトバンクの孫さんのコメントにあった

彼が、アームに3兆3000億円出資することを決めたときのコメントだ

彼こそまさしく事業家だ

事業を自らリスクをとって作るからだ。こういう人は事業への思い入れが強い

難しいのは客観的に意思決定しようと思えば思うほど、こうした意思決定ができなくなることだ

コーポレートガバナンスと矛盾するかもしれない

しかし、客観的に意思決定するといっても、見るべきものは経営者の思いだ

単に市場の成長性、競合状況、技術優位性だけでみると、誰が決断しても同じ結論になる

あるいみ非常識な決断でも、それを可能にするのは経営者の思いだ

そういう思いがあるのか、それを可能にするだけの深い洞察があるのか、それを見て社外取締役

も判断しないといけないということだろう

いずれにしても日本にこうした一見非常識とも思える奇策を強い思いでやれる人は着実に

少なくなっている。

 しかしながら、日本人が元来小粒なのではなく、元々そういった気質はあるのだ

いつのまにやら、経済大国になり、それなりのポジションについた。

ある程度製造業で成功し、過去の成功体験の呪縛がある

いろいろな要因はあるのかもしれない

しかしながら、今こそ、日本に事業家が必要だ。育てるには、大企業にいる優秀な人材を

もっと国、企業間が積極的に異業種を交流させたり、人材交流させたり、相互派遣したり

それから、子会社などの経営を早い段階からさせるなど、意識的経験をつませることが大事だ

さらには、もっと起業を支援する仕組み、エンジェルなどやベンチャーキャピタルなど

資金援助の仕組みなど日本が整えなければいけないものは多い

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