2016年8月18日木曜日

日記)電力自由化と環境対応の両立の難しさ

今日の朝刊に東京電力、中部電力が共同出資会社をつくり、石炭を売買する事業をフランス電力公社から買い取る 買収する交渉にはいるとあった。

電力自由化に伴い過去独占してきた電力事業に小売で様々な事業者がはいってきている

収益的には今後ますます厳しくなるだろう

それにより、国内火力発電の燃料に使う石炭を安く安定調達したいというその意図はよくわかる

そうなった場合、CO2の問題など環境問題の話が気になる

電力会社は今後厳しい舵取りをせまられる

2020年には送配電も分離される

こうした厳しい環境のなかで、電力会社は安定した安い調達を実現しなければならない

石炭火力はなんといっても発電所も償却が終わっており、燃料コストも安い


こうなると石炭火力におけるCo2の排出が問題となる

三菱重工業が取り組んでいるIGCCなど石炭をガス化して、GTCC(ガスタービンコンバインサイクル)を組み合わせることにより発電効率と環境性能の両立が必要になるだろう

国内の発電設備の需要は一巡しているがこうした環境対応化の設備投資は求められる

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