2022年3月7日月曜日

読書)ランチェスター戦略

 ランチェスター戦略は多くの実業家に読まれてる本である。弱者の戦略、強者の戦略が特に参考になる。一騎打ちの場合は戦闘力=武器の能力×兵力」となり、武器の性能に差が明ければ両軍の戦闘力は兵力に比例し、勝った側と負けたがわとの損害は等しくなるという。

一方、確率論では、戦闘力=武器の能力×兵力の二乗となり、武器の性能に差がなければ、両軍の戦闘力は兵力の二乗に比例し、勝った側は負けたがわよりはるかな小さい損害で済むという。確率論では、兵士の数のわずかな差が戦闘力、ひいては損失は残存兵士数の大きな差となることを示している。

そこで弱者は、局地戦を選ぶ、接近戦を展開する、一騎打ちを選ぶ、兵力の分散を避ける、敵に分散とみせかける陽道作戦をとる

強者の戦略は確立戦に持ち込み、一騎打ちを避け、総合戦を展開し、接近戦をさけ、間接的、遠隔的先頭場面を作り、圧倒的兵力による短期決戦を狙う。そして敵を分散させる誘導作戦を取るのである。


♯ランチェスター戦略

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