日本電産のEアクスル

 日本電産は中国市場に着目している。20年のEVの販売比率、中国は4割占めている。EVメーカー数も最も多い。19年4月よりEアクスルを生産、実績を確立している。しかも低価格のEVが多い。低価格での提供が求められている。コスト競争が激しい地域での開発を進めている。

欧州市場の特徴としては、すでに導入されている９５グラム規制、走行１KMあたり、９５GにCO２排出をしないといけない。30年には６０Gにしないといけない。非常に厳しい規制である。そのなか、で急速にEVが進んでいる。日本電産では、PSAと18年に合弁会社を組んでいる。21年、ステランテスが設立された。PSAとフィアットクライスラーが統合したのである。

米国については、バイデンがＥＶやクリーンエネルギーに重点投資。2050年ＣＯ２排出ゼロを目指している。中国、欧州についで3番目に大きな市場である。米国ではフィアットクライスラーと連携しＥアクスルを伸ばす。

また、台湾とのホンハイとの戦略提携が発表されている。今年からＥＶ市場に参入している。ホンハイもＥアクスルの採用を決定している。またＥＶの新規参入企業への供給も決めている。

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