2022年3月9日水曜日

読書)なぜ、あの部門は残業なしで好成績なのか  6時に帰るチーム術 小室淑恵

 時間当たり生産性が最も低い日本、この状況を脱するには発想の転換が必要。同じような人があつまり、同じようなことをすることを期待して人を評価する日本企業はもう限界にきている。自分とことなる異質な人材、異なる視点を持つことが必要。そのためには、多様な生き方を尊重する文化風土が必要。すべての時間を仕事に捧げているのでは、そのような多様な考え方は出てこない。6時には仕事をおえる、そう考えると余計な会議はなくなる、スキルがたりなければ6時で終えられるようにスキルを獲得しようとする。そういった発想が必要だと述べている。マネジメントは部下のことをほめる、さらに効果的なのは他人の口をかりてほめる、他人がほめていたことを伝えてあげる、そうして部下、チームの自主性、自信をつけることで、チームの力をたかめていくことが大事であろう。非常に示唆が多い本であった。


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