元グーグル米国本社副社長であり、日本法人社長であった村上氏の本。過去多くの天才をみてきたなかで、そのアイデアは未来にタイムスリップしていると思える。日常感覚を越え、超越した思考をさしてクオンタム思考といっている。つまり量子の力で、飛躍していく考え方だ。 そのなかでポケモンGOを開発したジョン ハンケ、グーグル創業者 ラリーペイジとサーベイ プリンである。ジョンハンケはグーグル内で地図の開発をしていた。グーグルアース、グーグルマップ、グーグルストリートなどだ。そしてその後独立をし、ポケモンGOを生み出している。地図はみるため、目的地にいくためという概念があるが、その日常概念を打ち破ったのである。自らの視点を宇宙に引き上げて、地球や月面の衛星写真を見られるサービスもうちだす。地図とゲームという以外な組み合わせは、イングレスというスマホゲーム、さらにポケモンGO、を生み出す。これらはナイアンテックラボから生まれたもの。ジョンハンケの会社だ。
ラリーペイジとサーベイプリンは2003年、PCの前に座った瞬間に知りたいことを即座にわかる世界をつくりたいと語ったという。当時はヤフーの全盛期だ。しかしながらヤフーではトップページの目次からクリックを繰り返さないといけない。知りたいことをキーボードも操作しないで、瞬時に検索することを目指していた。このような日常の思考から飛躍しないとイノベーションは生まれないのである。
#クオンタム思考
♯村上憲郎
0 件のコメント:
コメントを投稿