伊藤邦夫教授の大変良い本。企業価値を高める経営について書いてある。ROEを高める経営とESGに注力した経営はもはや別ものではない。そこでROESGという言葉も出てくる。社会課題を解決し、環境に配慮し、人権、ガバナナスに意識を高くもった経営はサステナブルであり、そして、事業性をもった持続可能な事業を両立することはできる。社会課題を解決することに専念し、持続性がない事業では、その企業はサステナブルでもないし、社会課題の解決もできない。これは両立しなければいけない問題なのだる。立石一真がとなえていたSINIC理論はまさしく、社会課題を解決していくこと、世の中は線形から循環型社会となり、モノの豊らからこころの豊かさを求める最適化社会へと移行していく。これは現在を予測していたかのようだ。これだけ変化が激しい社会になると、企業に求められるものは変化に対する対応力の高さになる。変化対応力はデービッドティースが提唱しているダイナミックケーパビリティに再度光をあてた。組織が持つ資源を環境変化に合わせてサイケ州し、再編集し、その時代に合う競争力へと再編さんしていく。企業にはそうした力が求められている。現在において企業価値を創造するにはそのような経営が求められている。
#企業価値経営
♯伊藤邦夫
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