大変面白い本でした。コヴィ教授は、7つの習慣で有名な著者。すでになくなっているが世界で4000万部も売れている。素晴らしい本だが、そこからわかるセルフリーダーシップについて書かれている本。私がこの本のなかで特に気にいった考え方はインサイドアウトという考え方である。この考え方は、評価というのは内面、自分から変えていくことができるということ。なかなか評価されないという場合、アウトサイドイン、つまり愚痴ばかりをいって、その結果、その人自身の評価がさらに悪くなるというもの、逆にインサイドアウトは自分自身でできることを考え、得られることはどんどん変えていく。その結果、自分自身が変わることにより、外部の評価があがり、結果、自分の評価が上がるという考え方。
わたしはこうしたコヴィ教授の考え方に非常に共感を持っている。歴史上の人物をさかのぼってみていくと、ひととしての思想が非常に大事であるという。アメリカが建国したころなどにおいても当時の賢人は、思想、プリンシパルを明確に持っていることが大事だという。その後経済が発展し、個人としての思想ということより、経済重視、ということになったが、今、改めて、個人としての思想が大事になっている気がする。
リーダーシップにとって大事なことは個人にとっての哲学だと思う。自分自身がインサイドアウトで自分ができることから取り組むことでしか回りを変えていくことができない。
まずは自分がやれることからやることが大事と教えてくれる本だ
インサイドアウトというスタンスは非常に大事だ。自分が変えられないことではなく、自分が変えられることに常にフォーカスをし、周りをポジティブにしていくことが必要だ。
#セルフリーダーシップ
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