この著者については全く知らないで、購入したのですが、面白かったです。速読というのはどうもうさんくさくて、早く読んでも忘れてしまっては意味がないし。と思っていたところ、当書を見つけました。確かにこちらの高速読書のほうが納得性があります。15分で1回目集中して読む、ストップウォッチをおいて、集中して読む、2回目は10分、3回目、5分、できれば場所を変えて、アンダーラインを置いて読む、
人間の脳は繰り返し、見ると、脳のエビングハウスの忘却曲線を越えて海馬で記憶され、長期記憶に行く、速読だとこの忘却曲線を越えない、脳科学からみても納得性がある。
アンダーラインをひくのは、人間の脳は動作をともなうと、重要なんだ、と信号を出し、記憶しようとする、構えるのである。このような脳科学に基づいた方法だと思った。
わたしは速読はできないが高速読書ならできると思った。また以外だったのは、よく言われる目次をしっかり読むということは、ここでは勧められていない。確かに目次読んで流れを予測するということは、本の中にも目次と同じことが書いてあるので、そこまでじっくり読む必要はないということは納得がいく。目次はさっとみて、構成の全体をとらえればよく、前書きとあとがきにも時間を使う必要はないと思った。前書き、後書きはとばしていいといっている。
いずれにしてもビジネスマン向けの本の読み方として実用的と思った。
読書は知識を得るために行うのではなく、獲得したことから何か実行することが大事。非認知能力を高めるためにも読書は大事。文脈を読んだり、次の展開を予測する能力も本は高めてくれる。こうした力を日々高めることは大事だ。
また、高速で読むために漢字にフォーカス、またしかしなどの接続詞には注意、それ以外は飛ばして読んでいくということも学びはあった。
#死ぬほど読めて忘れない高速読書
#上岡正明
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