2022年2月11日金曜日

読書)脳に悪い7つの習慣 林成之教授

大変面白い本でした。脳というのは、悪い習慣により、制約を受けていることが多く、自分のポテンシャルを発揮するためには、その制約条件を取り払うことが必要、そしてその悪い習慣を知ることが大事といっている。2008年の北京オリンピックで脳の観点から指導をした林先生は、もう少し、という脳がペースをおとす形にもっていくのではなく、本番直前でも猛烈なる練習を行い、上り調子にして、北京五輪に突入することで素晴らしい成果を出した。常に、ものごとに興味を持つことが大事だ。また、繰り返し考えることも大事、ただ、4日ごとに繰り返し考えることで、脳にとって重要性が高いということを、認識させ、深く考えることができる。思考を整理して、そのあと、4日後から再度見返して再度考えることが大事。繰り返し考え、思考を整理することが自分のポテンシャルを発揮するために大事なのである。

脳に入ってきた情報は、大脳皮質神経細胞で認識され、次にA10神経群と呼ばれる部分に到達する。ここで好き、嫌いといった感情が生まれ、レッテルが張られる。次に情報を理解する前頭前野へ入り、自分に+情報であれば自己報酬神経群へ持ち込まれる。そして、自分に価値の高いものにするため、ダイナミックセンタコアと呼ばれる神経群をぐるぐる情報を回し、人間は思考しているという。


♯脳に悪い7つの習慣

林成之教授


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