非常に良い本で、ロングセラー。成功者がどのような習慣を持っているか、から成功のための条件を導き出している。25年間、成功者の研究をすることで、どのような共通的な習慣を持っているかを導き出している。そこには成功者は何かということも描かれている。成功者というのはお金を持っている、経済的な成功のみではなく、素晴らしい人格を持った人材のことを行っている。それが非常にこの本に好感を持たせることである。そしてその7つの習慣は、1)主体的であること、2)終わりを思い描くこと、3)最優先事項を優先すること、4)WIN WINにすること 5)相手の理解をすること 6)シナジーを創ること 7)刃を研ぐこと
であるという。最初の主体性は、人任せにしない、環境のせいにしないということ、どんな局面にあっても、自分自身を主語にして、自らその環境を変化させるということを考えることが大事だ。これは極めて納得性がある。2)の終わりを思い描くこと、自分が死んだ後、どのようによのかなから思われるか、ということを思い描く。いなくなったら、どのように思われるのか、どう思われたいのかを思い描くことである。3)の最優先事項を優先すること、ゴールに近づけることを常に最優先していくことが大事だということである。ゴールが何であるかを明確に思い描き、そのためには何をしなければならないのかを明確に描き出さなければならない。4)のWIN WINにすること、相手を打ち負かすことはもってのほか。必ず世の中は持ちつ持たれつになる、そのため、相手を思いやり、相手にとっても良い状態を作ることを心がけること、が大事だと思う。そして、5)は相手の理解をすること、相手の話をよく聞くことが大事だ。相手の話を遮ってはいけない。最後まで聞き、相手の気持ちを尊重することがとても大事である。そして最後はシナジーを創ることである。シナジーは妥協とは違う。相手との意見の対立で妥協をするのではなく、相手と自分の間で、相互作用でプラスになる方法を考える。これは現実社会ではかなり難しいが、相手が持っているものと自分が持っているもので、何らかの相乗効果を引き出すことを常に考えることはとても大事だと思う。そして最後は常に自分を磨き続けることが大事だという。
とても良い本で、読み続けられる本である。ビジネスマンにとってはバイブルのような本ではないだろうか。
#7つの習慣 人格主義の回復
#コヴィ教授
0 件のコメント:
コメントを投稿