2022年2月6日日曜日

読書)2025年を制覇する企業 山本 康正

大変面白い本であった。2025年どこの会社が世界を制覇するのか、将来をよまないと生き残れない。
FAANG+M以外に入っているのが、①テスラ、②インポシブルフーズ、③ロビンフッド、④クラウドストライク、⑤ショピファイ、などが世界を制覇する。
①テスラはロボタクシーを普及させ、自動運転のタクシーが普及していくだろう。シェアライドにより電車より安いタクシーが実現するだろう。そしてハイパーループが実現する。筒の中、真空状態のなかを1000KMで走るという発想だ。破壊的発想である。そして専用トンネルのなかを自動運転で走るボーリングカンパニーが実現する。これらの交通イノベーションをおこせる。②インポシブルフードはビーガンに対して訴求するソリューションだ。大豆代替肉の会社である。それがビヨンドミートといわれている。③ロビンフッドは株、証券の取引を手数料ゼロで実現する。コロナ禍で一気に成長したのである。過去の取引データを集めてレコメンドもしてくるのである。④クラウドストライクは、アンチウィルスソフトである。クラウドで常時接続していることを前提としてセキュリティシステムである。⑤ショピファイは、楽天やアマゾンを脅かすだろう。独立型Eコマースである。BASEも同じモデルだ。

さらにFAANG+Mはさらに発展するのだ。フェースブックはHORIZONでアバタで通信するサービスだ。AR,VRの技術も強い、お金のやり取りも実現しようとしている。
(現時点ではリブラは売却したが。。)
そしてアマゾンはためたデータを使い、ローンや保険などの事業に進出できるだろう。個人データ、を使い、金融にはいろうとしている。また、アマゾンマンション、はECOH、FIRETVがあり、スマート家電はECOHで指示する、そして、その代わり家賃割引などのアイデアもある。アップルもアップルホテルも実現する可能性がある。IPHONEをおけば個人にカスタマイズされたサービスが提供されるなどだ。アップルグラスなどAR技術はより発展する。ネットフリックスも個人にカスタマイズされたコンテンツ提示などをするだろう。マルチエンディングも実現する可能性が高い。個人によってシナリオを変えるということだ。そして顧客の満足度をさらにあげられる。これはオリジナルコンテンツを持っている強みである。そして、グーグルは検索させない時代に突入するだろう。つまり個人の検索行動を読み、何を欲しているか予測する世界が来るだろう。

#2025年を制覇する企業 山本 康正

0 件のコメント: