2022年2月27日日曜日

読書)THE NEXT 5000 DAYS 5000日後の世界 すべてがAIと接続されたミラーワールドが訪れる  ケヴィンケリー

 筆者は自動運転に着目している。完全な自動運転が実現するまでには、20年以上の歳月がかかるだろうが。現在、自動車の世界ではフォード、GM、TOYOTAなどの自動車メーカーが新興自動車メーカーの勢いにおされる。技術というのはかならず主役をいれかえていく。GAFAの現在の地位も影響には続かない。

メタバースが話題となっているが、それを席巻する地位にフェースブックが来ることはないだろうと筆者は言う。同社は社名まで変えたのにだ。筆者はAR技術を使い、現実世界のうえに、情報空間を重ねるミラーワールドの存在に着目しているという。製品をAR用のサングラスでみると、製品情報が目の前に現れるというものだ。対人でも名前や略歴がみられるなど、確かにそんな技術があったら大変便利だと思う。VRを使うメタバースよりも現実が重なっているので確かに便利だし、ミラーワールドのほうが到来は早いと考えられる。VRで多くのひとをおその没入感で引き寄せることは難しいがARと組み合わせて日常生活のなかにメタバースの概念を持ち込み重ね合わせるミラーワルドとのハイブリッドが生まれるかもしれないという。そのような技術が生まれていくとき、GAFAが今のような独占的ポジションにいるとは限らない。むしろ違うだろうと筆者はいう。



#THE NEXT 5000 DAYS 5000日後の世界

#ケヴィンケリー

0 件のコメント: