2022年2月25日金曜日

黒ラベルがうれている、若者に支持されている

 ブランドというのはとても不思議な生き物で、50代以上に過去指示されてきたブランドが奇跡的に復活している。黒ラベルはいま、若者、20代に強く支持されているのである。そのため、そのブランドらしさ、輪郭を明確にし、中期目線でブランドらしさを長い時間をかけて、構築している。ブランドというのは覚悟を決めて、将来のビールを魅力的にするために時間をかけて、やり続けたのである。海外の事例であればレッドブルは長い時間、「翼をさずける」というコンセプトでやり続けている。TROPICANA、GAPはロゴを変えて失敗をし、元にもどしているのである。ブランドというのは不思議な生き物なのだ。

黒ラベルは懐かしいロゴ、マークであるが、CMで大人とは何か?を訴え続けることで、いつしか、若者にとって大人を象徴するものとなった。そのCMは台本はなく、素の妻夫木聡を出している。その世界観が他者にはない競争軸を繰り出しているのである。そのなかでは味については一切語っていないのである。これだけ度胸が据わったブランドの作り方はあまりみない。すごいと思う。らしさ、際立ち、そんな世界観が黒ラベルを中期的に生み出している。

この効果は開始して、5年して、やっと結果が出たというのである。

ブランディングとはひととともに作り上げる。消費者とともに創りあげるブランドはなにやら人のような人格をも創り出す不思議な生き物だ。



#黒ラベル

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