2022年2月14日月曜日

読書)amazonのすごい会議

 わたしはこの本を読んで、日本の会社の生産性がいかに低いのか、よくデータで出てくる生産性の比較、賃金の格差を見て、日本人はにわかに信じられないと感じるところがあるが、この本を読むと、これは勝てないと思った。

アマゾンでは無駄な会議がない。無駄な出席者もいない。日本には会議には無駄な出席者だらけ、だらだらと長い、アマゾンでは会議には6ページルールで文章で会議で議論したい内容を書く、そこで、後から振り返っても、何を議論したか思い出せるようにする、また、事前によまなくてもすぐにみればわかる内容を書いておく、

日本ではパワーポイントをだらだらつくり、無駄な説明が多いがアマゾンではコンパクトに内容が簡単にわかるものをつくる文章力が求められるらしい。これは大事なことだと思った。

あいまいな言い方を避け、具体的な技術をする。これは生産性を高める大きな秘訣だと思った。決定事項については、成果が見えるように定量的なモニタリングをつくり、うまくいかなければ、すぐに手がいれられるようにする。

会議の生産性はどのような議論をしたかではなく、どのような成果をあげたかである。

またアマゾンではアイデアだし会議を頻繁に行う。日本には逆にアイデアだし会議がない、少ない、逆に報告会議という意味不明な無駄な会議が多い。

アイデアだし会議はまさにイノベーションには大事。アイデアを出すにはブレストをして、みんなのアイデアを引き出せる場、をつくる。ブレストとオフサイト会議がその役割を果たす。

アマゾンでは、5人から6人で会議をし、ホワイトボードで議論内容を書きとめる。立ち上がり、ホワイトボードで言葉にしていく。

PDCAが得意な日本企業だが、これについても負けている。アマゾンでは長いものでもWEEKLY、短いものは時間単位でみているという。また、なぜなぜを繰り返すのは生産現場だけ。ホワイトカラーはそんなことしていない、アマゾンではそれを愚直にやっている。こでは勝てないな、と思った


#amazonのすごい会議

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