2022年2月6日日曜日

読書)講演)リンダグラットンの講演 REDESIGN THE WORK

 LIFE SIFTで著名なリンダグラットンの講演を聞きました。大変すばらしい講演でした。人の働き方はかわっていくべき。それは時間と場所が制約があるかないかで4軸にわけて考える。これまで、コロナ前までは、日本人は両方、つまり時間も場所も制約があるオフィスで働くことを前提としてきたのである。

しかしながら、コロナにより、この制約条件がはずれ、自由な働き方を獲得した。これをチャンスに日本人は、働き方をれデザインすることが必要となっているのである。そこで必要となるのは、コラボレーション、エネルギー、コーディネーション、フォーカスである。つまり、ひととの協働が必要なのか、時間の調整、そしてどれだけフォーカスすべきかなど観点で考え、どのような働き方をすべきかを考える。例えば、週に1度はオフィスに集まり、同じ時間をすぼすことを決める、偶然性のあるオフィスでの出会いをあえてつくることも大事である。オフィスはコラボレーションの場所である。メンタリングやコーチングをするのに、顔を合わせて実施することもひとつの案である。

しかしながら、その頻度はあまりあげず、週一などにすべきだ。あとは人びとが集中しやすい、環境を作ることが必要である。集中して論文を書くなどであれば、むしろ一人で家で実施したほうが効率があがる。一日に一度、スタンドアップ会議という会議をやっている会社もあるらしい。朝10分だけ、TEAMSやZOOMで立ち会議をし、それぞれが何をしているかを共有をし、シンクロナイズをしているという会社もある。TEAMにおいて、シンクロナイズという場面は大事であり、お互いの状況をしることはとても大事なのである。それと同時にこの時間は一人で仕事をする、集中したいということをTEAMに明確に言明することも大事である。仕事は自分でデザインしていく時代ということだ。これまで、時間、場所を制約されていた時代から、時間と場所の制約をなくし、自分自身がデザインをしていく、チームはチームとして必要なシンクロナイゼーションに必要な会議をデザインし、面体、もしくはウェブでその会議の質、内容に応じてデザインしていく。そういったリデザインが必要になっているのである。


#リンダグラットン

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