伝え方は9割、面白い本だ、コピーライターの佐々木氏が書いた本。
同じことを伝えるにも、伝え方によって相手にしっかりと伝わるかどうかは大きく変わる。直接自分が考えていることをいうのではなく、相手の気持ちを創造し、自分の考えていることの一致ポイントを考え、言葉、表現を考えていく、ということが大事だ。それだけでもコミュニケーションは豊になる。
また、相手に対して選択肢を与えることが大事だ。何かアイデアをブランクな状態で考えを引き出すのではなく、選択肢をいくつかあたえ、結論のストレスを減らし、選択の自由を与えることが大事だ。それだけで、相手の決断ストレスが減少する。
選択肢、を与えることは会話の楽しみが増す、これだけで、相手のストレスを減らすことができる。そのなかで、相手に対して選択肢を消す、つまり、商談をする前提にして、日程候補だけ提示すれば、必然的に商談をしないというオプションは消される。
相手の心に響く表現も大事だ。ギャップ法により強い言葉を生み出す。文章のなかに自分が伝えたいことの逆のことを言う。オバマ氏は「これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ」ということにより、国民の団結を呼び起こした。
またクライマックス法は、これからいうことが大事、と相手のアテンションを呼ぶ、人間はずっと集中ができない。話したいことをいう前に、ここから大事だということをあえて言うことで大事なポイントが深く刻み込まれる。
伝え方は人生の結果を左右する。非常に重要なテクニックである。
#伝え方が9割
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