2022年2月8日火曜日

読書)豊田章男 大変面白い本でした

 豊田社長の生い立ち、自分とは何か、だれなのかを問い直す毎日、御曹司として

生まれた宿命、葛藤、慶応大学時代のアイスホッケー部ではじめて、みんなと同じように扱われた経験、そしてパブソン大学、投資銀行を経て、トヨタへの入社、

製造現場を希望し、そのあと、販売会社での改革に挑み、GAZOOを立ち上げ、中古車販売で成功、友山氏との強い結束

2008年、リーマンショックとなり、渡辺社長からの交代、豊田喜一郎、章一郎と直系三代目、その後、すぐにリコール問題に直面、品質責任者への対応をまかせていたところ事態が悪化、アメリカの公聴会への出席、自らの言葉で語ることをきめる

すべての車に自分の苗字がはいっている、車が大好きであるとストレートに自分のことばを表現

終了後の全米ディーラーのひとびとからの喝采、涙

2011年 震災、その前より進めていた東北への工場移転、相模原、裾野からの人財の移動、

震災であきらめず、村井知事とともに実現した東北の雇用拡大、

その後肥大化したトヨタの組織改革、フラット化、副社長職の廃止、チーフオフィサー制度の導入による、自分から直接後継者への直伝によるサクセッションプランの発動

そして、CASE時代へ、AIの権威、ギルブラッツの採用、裾野工場跡地も活用したWOOVENCITY構想、ジェームスカフナとともにVISIONの実現へとそのトヨタの挑戦を描く、とても面白い本でありました


#豊田章男

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